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2024-08-10
きょうも元気にてるみちゃん 「だるい」の巻

 倦怠感やだるさは「過労、 睡眠不足、 不規則な生活、 精神的なストレスの蓄積、 栄養不足」といった日常生活からも生じます。 人間の身体には体内環境を一定の状態に保ち続けようとするしくみがあり、 この状態を保っためには、 まず「規則正しい生活、 栄養バランスのとれた食事と休息」が必要です。 なお長い間、だるさが持続する場合には、感染症やうつ病、内臓や内分泌、 がんなどの病気が潜んでいる可能性もあるので注意が必要です。 必ず医療機関を受診するようにしてくだい。

  全身テルミー
 1日1~2回。 所要時間は10~ 15分、 テルミ ー線は2~4本を目安にそれぞれ増減します。 疲労回復には、就寝前に、短時間の摩擦や点擦により血行をよくして心身を癒すとよ いでしょう。 全身のだるさでは、 安楽な体位で、 柱火は大きく、 5指2本把握法で強弱の変化をつけた温和な摩擦で 爽快感を与えます。 また、心身の疲労や睡眠不足などでは、短時間の入浴後(30~60分後)に全身テルミ ーを短時間、軽く行うのも効果的でよいと思います。 いちどに長時間か けすぎないようにしましょう。
 毎日、 継続していくことで自然治癒力は高まり、 体内環 境を一定に保持できるように誘います。

  局所テルミー
 1日1~2回。 局所テルミ ーでは足や下腿(ふくらはぎ)、上肢(腕)のだるさ、肩が重苦しいなどに対して行います。皮膚を触れて温感が残れば一度中止します。 まず、 足の裏全体に大きな柱火で強めの摩擦をしてから、 中~小の柱火 で、 かかとや土踏まず(図 1)、 指 の付け根、 指先(図2) に点擦をして温めます。 次に、 ふくらはぎに摩擦をしてか ら外側・中心部・内側に点擦します。 内側では軽い点擦を 用います。 後頭部から肩にかけては、 軽く摩擦してから凝りがある部位に軽い点擦をおこないます(図3)。 上肢にお いても、 特に手の平から前腕部で凝りがある部位には軽い 点擦を行います。
 過剰な摩擦や点擦を用いると、 かえって余計にだるくしてしまうことがありますので気をつけましょう。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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