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2025-02-10
きょうも元気にてるみちゃん 「寝違え」の巻

 寝違えは医学的には急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうけいぶ こうしゅく)といい、首の後ろや首から肩、背中にかけて痛みが出ます。首を動かすと痛みがあり、首が動かせない時もあります。
 一般的に、睡眠中に不自然な姿勢が続いたために、首まわりの筋膜や筋肉、靭帯などに無理が加わり、急性の炎症を起こしている状態を言いいます。

  局所テルミー
 起床時に症状が現れて痛む箇所に熱があれば、一時的に、または1日ほど軽く冷湿布するのもよいでしょう。その後、安楽な体位で首まわり、肩、背中、脇などにテルミースコープによる空間法を先行してから軽い摩擦法(図1・図2)で温めます。次に痛みのある周囲に点擦(図3)を行い、血行をよくするようにします。
 急性期(強い痛みがある時)には、強い摩擦や強い点擦を繰り返してはいけません。寝違えてから2~3日間ほどは、1日2~3回、前記の方法を繰り返して様子を見ましょう。
 その後、急性期を過ぎてからは1日1~2回継続していくことが大事です。

  全身テルミー
 1日1回。所要時間は20~30分、テルミー線使用本数は2~4本を目安に、状態によってそれぞれ増減します。局所テルミーの後、頭の向きは左右どちらか苦痛のないほうを向かせて行うことが大切です。
 うつ伏せの足から始め、体の後面や前面の血行をよくして筋膜や筋肉の緊張を和らげるとよいでしょう。大きな柱火で、中くらいの力加減を中心に、強弱の変化をつけた温和な摩擦で軽快に行うことが大事です。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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