2020-05-10
ふくとくさん家 「緊張性頭痛」
緊張性頭痛の要因は、長時間のデスクワークや前かがみの姿勢、目の疲れ、精神的なストレスが挙げられます。頭全体か後頚部に鈍い締めつけ感、圧迫感のある頭痛が出現します。 テルミーのほかに軽い体操やストレッチ、入浴などで体と心の緊張を解消するように努めましょう。
【全身テルミー】
1日1回。所要時間は10~20分、テルミー線2~4本を目安に増減します。柱火は大きく、弱~中程度の力加減で心身の緊張をほぐしていきましょう。精神的なストレスによる場合は、温和な摩擦法で熟睡へと誘い、心身を癒やしましょう。温熱刺激作用により、筋肉の緊張が解けてリラックスし、血行がよくなることで疼痛が緩和されます。
【局所テルミー】
1日1~3回。所要時間は約3~5分。痛みや圧迫感のある頭部や後頚部は、まず、頭皮に弱い摩擦法で少しずつ力を入れて温めます(図1)。後頭部、頚部から肩や背中に凝りや圧痛がある場合も同じで、摩擦の後に小さな火で点擦を行います。後頚部、肩甲間部、眼部、仙骨部(図2)などはテルミースコープで温めるとリラックスします。
※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。
※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
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