2019-05-10
ふくとくさん家 「寝冷え」
寝冷えは、眠っている間に布団をはいだりして、体を冷やしたために、風邪、腹痛、下痢などの症状を起こすことをいいます。テルミーをしても症状が治まらないときには、医師の診察を受けましょう。
【全身テルミー】(幼児の場合)
1日1回、所要時間は約3~5分。小さめの柱火(3~5ミリ程度)を用い、弱~中くらいの力加減で3指2本把持法による軽快な摩擦法を用います。自然治癒力を高めることで二次的な症状(風邪、下痢)の発現を防止することができます。
【局所テルミー】(幼児の場合)
1日1~2回、お腹が冷えて痛がる場合には、テルミースコープ(テルミー線2~3本を装着、火の大きさは約5ミリ程度)を用い、お腹全体を温めます(図1)。痛みが治まれば3指2本把持法を用い、弱い力加減でお腹全体に気持ちのよい摩擦をします(図2)。なかなか温まらない場合には、仙骨部もお腹と同じ方法で温めてください(図3)。
※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。
※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
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