一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2018-10-10
ふくとくさん家 「口角炎」

 口角炎は唇の両端が赤くなり、亀裂が生じて痛みを感じます。特に開口時が痛く、出血を伴い黄褐色の痂皮(かさぶた)や白色の苔状物を形成する皮膚の病気です。  
 主な原因として、真菌(カンジダ、アルビカンス)が皮膚を刺激してかぶれを生じさせます。誘因としては、ビタミンB2・B6の欠乏、薬剤の乱用のほか、胃腸の働きの悪いときにも現れます。まずは皮膚科を受診し適切な治療を優先させましょう。  
 日常生活では生活のリズム(食生活・睡眠など)を正し、免疫力を低下させない工夫が大事です。

【全身テルミー】
 1日1回。所要時間は約10 ~ 20分、テルミー線は2 ~4本を目安にそれぞれ増減します。大きな柱火を用い、力加減は弱~中程度の気持ちのよい摩擦法とします。全身的な健康状態を維持し、熟睡を促して自然治癒力に働きかけます。
【局所テルミー】
 1日2 ~ 3回。病変部(口角部)に1~ 2本の柱火で吹き付け法を用い(図)、温かくなり、痛みが軽減したら一度中止し、また後で同じように行います。柱火から発する熱と煙の働きによって感染を防止し、痛みを緩和します。乾燥が心配なときは、口角部に濡れたガーゼを当て、その上から吹き付けると苦痛が少ないでしょう。
医師の処方の軟膏は、必ず吹き付けの後に塗布してください。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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