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2018-08-10
ふくとくさん家 「背中のこり」

 肩が凝ってくると背中(肩甲骨の内側)が張ってきます。背中が張ってくると今度は息苦しさ、吐き気が起きてくることもあります。その要因には、運動不足、姿勢の悪さ、筋肉量の低下、長時間同じ姿勢を続けたりして背中に負担をかけてしまうことなどを挙げることができます。背中のこりがなかなか軽快しない場合には、医師の診察を受けてください。内臓や心の病気、ストレスが原因となって起きていることもあります。

【全身テルミー】
 1日1~ 2回、所要時間は10 ~ 20分。テルミー線2~ 4本を目安に増減します。摩擦は弱~中程度の力加減で、大きい柱火を用いて温和な気持ちのよいテルミーを心がけます。
 前記の要因に心あたりがあれば、テルミーの後で短時間の軽い運動やストレッチ(肩甲骨を動かす)をおすすめします。
【局所テルミー】  
 1日2 ~ 3回、所要時間は3 ~ 5分。肩甲間部(肩甲骨と肩甲骨の間)が冷え、筋肉が硬く板状を呈している場合には、テルミースコープ(テルミー線3 ~ 5本)による空間法か、または中~大の柱火を用い、弱い力加減の摩擦法で温めて筋肉の張りをまず和らげます(図1)。そして、こりが強かった部位(肩や背骨の両側)に小さな火で点擦をします(図2)。火傷に注意して同じ部位に点擦を2~ 3回行ってもかまいません。背中だけでなく頭部や後頸部、腰部にも軽く摩擦しましょう。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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