2016-06-01
ふくとくさん家 「夏バテ」
夏バテは「夏まけ」「暑気あたり」ともいい、「バテル」とは「疲れ果てる」が語源のようです。症状は「だるい、疲れやすい、集中力がない、食欲不振、下痢や便秘、冷房による冷え、睡眠不足」などがあげられます。高温多湿の日本では梅雨から夏は自律神経のバランスが崩れやすく、心身が自然の環境に適応しにくい時期です。
夏バテの予防と改善には、十分な休養(睡眠を含む)とバランスのとれた食事や水分補給が大切です。テルミー療法を併用して自律神経を調整し元気を取り戻しまし ょう。日々のテルミーの継続が「快食・快眠・快便」へと誘い、快適な毎日を過ごすことができると思います。
【全身テルミー】
1日1回、10~20分。テルミー線は約4本を目安にします。疲労を回復し健康感を取り戻すには、就寝前に強弱の変化をつけた気持ちのよい刺激(摩擦法や脊柱両側の点擦法)でかけます。冷房によって冷えきった体の皮膚を温熱刺激することは体温調節にかかわる自律神経の働きをスムーズにします。
【局所テルミー<】
1日1回~複数回、5~10分。下痢や便秘、下肢から足にかけての冷えなどの症状にはスコープによる空間法や摩擦、点擦法で温めます(図1、2)。目安は症状のある局所を手で触れて温かさを感じたら一度中止します。
※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。
※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
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